このレビューはネタバレを含みます
青春って、あとになって思い返すときが一番、その青春時代を輝かせると思うんですよね。
このお話も、そう。
クサイってイジメられるわ、てっきり冒頭の2人の恋物語かと思いきや、え、そっちが好きなん?って肩すかしくらうわ、痴漢冤罪かけられるわ、急に臨場感溢れるメチャクチャ生々しい戦場でえらい目に遭うわ。
って、散々。
でも、ラスト。本当にラストのラストに遠回り過ぎた恋は実り、エンドロールで走馬灯のように思い出されるあの散々な頃が、尊く美しいものになっていたんですよね。
え、ウソやん。いや、ホンマ。えらい輝いてはるわ。なんで?みたいな。