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大地は怒るのkazunのレビュー・感想・評価

大地は怒る(1947年製作の映画)
3.8
英仏海峡の波洗う島の旧家をイギリス本国から男が訪れる。美人姉妹を巡って彼が不本意な結婚をしてしまうというお話。

2回目の視聴。

姉のマリアンヌが自分の結婚相手として不足の無いように兵学校を世話する、野心満々な所がすごいなと思いました。

ウィリアムは妹マルゲリートへのおみやげ物を買った中国のある店で身ぐるみ剥がされてしまい、脱走兵となってしまいました。(失敗その1)

ニュージーランドで働き、マルゲリートを呼び寄せるはずが、間違えてマリアンヌを呼んでしまいました。(失敗その2)

終盤、真実を知ったマリアンヌとウィリアムがマルゲリートの得度式で話をするのですが、自然と両親の死に際の話が思い起こされます。

親子で何ていう因果なのでしょうね。
本当に、大きな力が働いていたとしか思えないです。

ニュージーランドの未開の土地の地震と津波が迫力がありました。

ラナ・ターナーとドナ・リードが美しかったです。
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