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ゴーストマスク -傷-のYSKのレビュー・感想・評価

ゴーストマスク -傷-(2018年製作の映画)
1.1
口唇裂や口蓋裂といった病気のせいで生まれつき口が裂けている主人公が、整形手術の失敗によって気が狂ってしまい、世の中の整形外科医を殺して殺して殺しまくる…というお話ではなく、姉を探して韓国にきた妹が途方に暮れていたところ親切な整形外科医に声をかけられ、どうも姉のことを知っているような素振りを見せる整形外科医とともにすごすお話

このジャケットとこのフレーズから、あたかも『口裂け女』をモチーフに世間一般で持て囃されている美しさを基準とする世相にメスを入れるがごとく血みどろのスプラッタが繰り広げられるのかと思いきや、まったくそんなことはありませんでした

人が死ぬのも口裂け女が出てくるのも最後の最後にほんの一瞬ですし、それまでは愚にもつかなければ犬も食わない女性同士のしょうもない身の上話を延々と聞かされるばかりです
とはいえいよいよ人が死んでからは目に入り手が触れたもの皆すべからく殺してまわる景気の良さですが、残念ながらほぼ全員が無関係の通りすがりなのでいくらなんでも雑すぎると思います
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