時間がなくて短編🌞
「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物にならないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」😶🌫️
この言葉はとても怖い。同時に含蓄があり、不思議と惹きつけられる。
バツイチ同士の、結婚5年目になる慶介とさおりの夫婦。日々積み重なる、夫婦に定番とも言えるすれ違いとストレス。見て見ぬふりをして積もり切った時には既に遅い⏳
ある日、飼い犬を散歩させていたさおりは、不自然に積まれた木の枝の真ん中にポッカリと空いた穴を見かけ、それを覗き込むが…🕳️👁
積もった不満や苛立ちに追い打ちをかける耳鳴り。音。声。ｷｬｰｰ!😱
あんな夫にはならないように。洗濯物チェック、食器の片付け、買い物、言い方聞き方!💦 あぁ、でも仕事もあるから…ｱﾜﾜｯ😨💦
不安になると同時に、すべきことを分かった気になるけど、さおりの言いたいことは、それこそもっと深遠なんだろう。
気持ちより感覚に訴えかける手法の、当たりといえるスリラー短編✨
今から仕事だけど、どんな穴も今日は見ない💦
