何者にもなれなくてもいいじゃないか
東京への憧れや未来への希望があり、何者にもなれるはずだった高校時代を、何者にもなれなかった今の自分が懐かしむ、田舎を舞台にした青春群像劇。
時系列を入れ替えてエピソードを点描しながら、バラバラの登場人物が徐々に繋がっていく感じは「桐島、部活辞めるってよ」ぽくていいなぁと思ったり、個々の登場人物にはわかる!と思う部分があったりするんだけど、全体的にはなんかモヤるというか、何が言いたいのかわからないなぁと、感じてしまった。なんか、言い訳がましい感じがするからかな?
でも役者さんたちはいい仕事をしている感じ。特に、橋本愛、渡辺大知、岸井ゆきの、柳ゆり菜、片山友希、木崎絹子はよかった。