大阪アジアン映画祭に今年も、少しですがボランティアスタッフで参加。映画の後の監督や出演者の舞台挨拶をレポートします。
その一作目がこれ。台湾映画です。
高速道路にETCが導入されて職を追われる人々。ああ、そう言えば日本でも同じだけど、あまり報道されなかったのか?問題なかったのか?たぶん私が知らないだけ^^;
台湾では大きな社会問題となり、ETC反対運動も起こり、この映画も、国から途中で待ったがかかったそうですが、粘り強く交渉し完成させたとのことです。
その中の一人の女性、母と息子の二人暮らしの家族に焦点を当てます。息子の不祥事?で、示談金を求められ追い込まれる母親。貧富の格差や生き辛い世相を反映してます。
社会派でありながら、幹線道路を行き交う車の多さと対照的な、孤独な人々の愛の彷徨いをも浮き彫りにしてます。
重苦し話ですが、少し光が射すラストは良かったです。