スコット・アドキンス主演、マイケル・ジェイ・ホワイト、レイ・パーク出演というまさにリアル エクスペンダブルズという布陣です。
名前にイマイチピンとこない方もアクション映画好きなら絶対に見た事があるやつらです。
主に敵テロリストやボスのボディーガードとして。
一流のアクションスキルと肉体を備えながらあと一歩華が無い奴らのバトルロイヤルです。
事故に見せかけて標的を殺す殺し屋という設定や殺し屋だけが集まるパブという舞台は面白いですし、色々なタイプの殺し屋とのバトル展開は興味深かったのですが………
全然面白くならない。
すごくテンポの悪い捜査パートやそこでの殺し屋とのバトルが冗長です。
最終的にはまた同じ殺し屋と戦う展開になるので二度手間と感じてしまいます。
レイ・スティーブンソンとの師弟関係の話自体は面白かったのですが、彼女の話か師弟の話かどちらかに絞った方が良かった。
個人的にはレイ・パークが好きでした。
「スターウォーズ」シリーズのダース・モール役が1番の当たり役でしたが、その後に「X-MEN」のトードや「スリーピーホロウ」の首なし騎士などキャリアを積んでも顔出しが異常に少ない彼の素顔を見られる作品で良かったです。
「スポーン」のマイケル・ジェイ・ホワイトや「パニッシャー ウォーゾーン」のレイ・スティーブンソンなどチャンスを掴みながら逃した男達のワンスアゲイン物としてもっと面白く仕上げて欲しかったです。