【意外にクセのない王道ホラー! 理不尽ビックリもほぼ無し!】
『ミッドサマー』が大っ嫌いゆえに、同じ監督の前作をつい観てしまいましたが、予想に反してカルト感は薄めの普通のホラーでした。いい意味で!
ミッドサマーが集団で渦巻く大規模な狂気ならば
ヘレディタリーは一家族単位の究極のギスギスと狂気を描いた小規模な印象。ゆえに日本人には受け入れやすいのかも知れないです。
ホラーの味も「でっかい音と恐い顔ドアップで超ビックリ!」系ではなくじわじわ恐い系。こう言うの好き。
アリ・アスターさんマジヤベェ奴かと思っていたけれど、こんな王道ホラーも撮れるんじゃないですか、と安心しました。
中盤まではちょっと眠たいかも。