カルト信者だった母の死と不幸な事故で娘を失ったその家族。迫り来る不穏な何かと儀式。
すれ違う親子と迫る恐怖に怯える。
ビビらせる演出がほとんど無くて、
慢性的に作品に漂う不穏感と不気味な音に支配される感じが怖い…
後はこんな話考えちゃうアリアスターが怖い。
家庭崩壊の苦しさね。母親の豹変が怖い。
チャーリーの顔が何とも言えぬ不気味さを醸し出していて…!!
ぽっぽの頭を切断したりと、サイコ気質なのかばぁばが乗り移ってたのか…
事故のシーンも眼を覆いたくなるような状況で凄いショックだよな… 母親の阿鼻叫喚が耳から離れない。
口内をコッって鳴らすチャーリーの癖が伏線になっていていいなあ。
あの音だけでめちゃくちゃビビる。
一人暮らしの部屋で聞こえると死ぬ奴ですよ!!
頭部を切断するのは儀式の一部だったのか。
全裸のニヤついた信者達が不気味すぎてゾッとした。
悪魔崇拝系の怖さとおぞましさの描き方がいいよなあ。
最後の儀式の完遂は、意味の分からない神聖な雰囲気と不気味な生け贄で彩られていて、
ミッドサマーでも似たようなシーンがあったからアリアスター節ってやつなのかな…