♯17 サルヴェ ペイモン レックス オクシデンタリウム バルク ハ・ペイモン
西洋版コックリさん
一家の年長者だったエレンが亡くなり、残された家族は悲しみを乗り越えようとする。そんな中、家の中で怪奇現象が発生。さらに、故人が溺愛していた13歳の孫娘チャーリーが異常行動をとり始め、やがて衝撃的な事件が一家を襲う。
◆良い点/注目ポイント
・ミニチュアクリエイター母親アニーの鬼気迫る演技力は、何か取り憑いているレベルです。
・劇中の効果音やPOPなED曲が、センス抜群でした。
・全裸祭りは今回も健在でした。
◆改善点
・白人の一家なのに長男のピーターだけが中東系の顔をしているのが、気になります。(不倫した?)
◆総括
・丁寧に作られたホラー映画
直接殺しにくるヴィランから逃げ惑い最後敬虔なプロテスタント女子と子供が生き残る定番タイプでは有りません。
存在するだけで不気味なヴィランが、まるでJホラーのように心理的に視聴者を追い込みます。
アリ・アスター監督は、
主人公を虐め抜いた後
【君臨させるフェチ】です。
-2023年17本目-