このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞
意図的に散りばめられた描写が想像をかきたてる演出はかなり好みでした。
映像の作り込みがかなり拘っていて視覚が研ぎ澄まされる感覚になって楽しかったです。
アニーが作るミニチュアがアニーの知り得ないはずの光景だったり、一歩先だったりするのを見るとアニーがペイモン召喚の為の土台作りをしていたかのようにも受け取れて、なかなか凝ってたなぁと関心しました。
ただ後半20分ぐらいの畳み掛け方がどうも気に食わない。唐突なスパイダーマンに思わずため息混じりの突っ込みを入れてしまうぐらい、アクロバティック要素は必要ではないと感じました。何故か泳いでたし(笑)
前半に妹チャーリーがまさかの離脱で、え?妹主体で進むんじゃなかったの?といい意味で裏切られましたし、まさかの悪魔崇拝映画とは思わなかったけど…嫌いじゃないっ!
ペイモン、パイモンの事かな。
男の娘悪魔を召喚する為の儀式を祖母エレンから娘アニーが意識せずとも受け継いだって解釈でいいのか??
まぁ詳しい事は考察などまた見ようと思います。
意外だったのはペイモンとは。を説明してくれているのはかなり親切だなって感じました。ほぼ説明なしで進む映画って多いから、まだ全然マシ。
そして全然関係ないけど、ピーター役のアレックス・ウルフが出てきた瞬間「こいつOLDに出てきたムロツヨシやん終わったわ笑うわ絶対」ってなってしまいました。
瞬間的にムロツヨシに見える病にかかってしまったのは言うまでもない…。
小屋の赤い光がピーターの瞳にリンクしているシーンがかなり印象に残った、そんな映画でした。