taka

ヘレディタリー/継承のtakaのネタバレレビュー・内容・結末

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます





(観賞時のただのメモ)
奥の方で鳴る重低音
鳴っているときに起こる出来事 
・鳩がガラスに衝突
・チョコレートケーキ(ナッツ入り)を食べ、アナフィラキシーショック
病院へ向かう途中。重低音が主張してくる。
病院へ連れて行く兄、車のスピードを上げる。
苦しむ妹、窓の外に首を出す。電柱に首を持ってかれる。
重低音は"死"に関わることで確定。

再び鳴る重低音。
・似たような境遇を持つ女性に会いに行くと音は消えた。
・その女性宅。女性が降霊をした途端再び重低音。
・降霊を目の当たりにし、家に帰って寝ていることろで鳴る。
・蟻がいたるところに。娘の居場所を知らせる。
『ハリーポッターと秘密の部屋』のクモ的な。
・息子が亡、、。夢展開。流産しようとした過去を息子に告白、気づいたら体がびしょ濡れ、燃えている。シンナーの過去の話のif展開。これもまた夢でした。重低音は消えている。
再びの重低音
・また似た境遇の女性と会うとき。しかし、その女性はおらず。
机には、主人公?である母親の息子の写真、切り取られた鳩、うさぎ、ネズミや、よく分からない動物の頭とその頭をつけるであろう胴体が置かれている。胴体が付けられている頭は鳩のみ。ここに魂を入れる的展開になるとするのならば、残り3つは母親、父親、長男だろう。
ティアラをつけた鳩は自分(娘)。
ラストシーン、この机の上のものがペイモンの戴冠式を表しているのではと予想

お葬式にいたスマイルガイが裸体で再び後半に現れたけどあれはただの信者なのかな。光が長男の授業シーンの現れ、ガラスの反射で自分の顔を見た際、反射した長男は笑顔だった。そして最後、光が長男の体の中に入ってペイモンとなった。
だからあの光がペイモンである。はず。
ガラスに反射して映った笑顔はペイモンに乗っ取れた姿を映していたのではと勝手に思ってる。

地獄の王ペイモンが一時的に仕方なく女性(祖母)の体に宿り、その子供の母親がペイモンに捧げる男性の体を捧げる義務を継承?

夢遊病なのは、祖母?ペイモン?に乗っ取られているからそう感じるのであって、実際には夢遊病ではないのでは。夢遊病が起こした行動は全て長男を殺めようとする行動。夢から覚めたのではなく、自我を取り戻したの方が正しいと思う。多分、娘が祖母と仲良くして継承者的なふうにみせてるのはミスリード。解離性同一性害が祖母にあったという話が繋がる。祖母もペイモンの人格と祖母の人格が行き来していたとすれば夢遊病の話がフィットする気がする。
一般人と地獄の崇拝者の面を持つ感じ?

"継承"はシンプルに地獄の王ペイモンになる人物を継承するということなのかな。

遠くから撮影して画面の上下をぼかすことでミニチュア感が出る演出してるの細かくて好き。
taka

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