ずっと見たくて、今回ボーを見てすぐ見るの決めた。
序盤からこの人悪趣味なミニチュア作りすぎでは???とは思ってたけど後半あんな形で効いてくるとかずるいよ、、、
母は人を思い通りに動かそうとするから
息子を遠ざけた代わりに娘を差し出したって途中まじ怖いこと言ってて
でもなんとなく"ありそう"と思ってしまう感じと後から知る「あなたが男の子だったらよかったのに」の意味。
人の心と脳って曖昧でどこからが現実で
どこからが夢でどこまでが妄想でどこからが本当なのか。
実際分からないよね。
初めてマトリックスを見た時に感じたような気持ちをアリアスターから摂取できる。
小さい頃自室で1人眠る時
一人暮らしで1人ぼーっとしてる時
世界は本当は自分だけで他の人はいつも不思議な箱にしまわれていて
私と会う時だけそこから飛び出してくるのかもしれない
という気持ちと
そこからまた一歩飛び出して
自分が寝てる(と思ってる)時
本当は寝ていなくて寝てる時はまた別の行動を起こしているかもしれない
という気持ちを
鍋で煮て、さらに悪夢のような現実をスパイスにしたような。
そんな映画。
わざとらしいくらいのアレルギーの演出が予想をたやすくして本当に辛かった。
事が起こる前から予想できる最悪を、わざと予想させ超えてくるその悪質さ。
重度のアレルギーある子供を夜中に子供だけでパーティーなんか普通行かせないんだよな。
全てのレールは敷かれていて、最悪は導かれた物なんだ。
ホラーなのに笑いが全然ないなと思ったら最後にガツガツに詰め込まれていて大感動。
本当に後半大爆笑の嵐。