トニ・コレット、凄いですね。凄みのある演技に圧倒されます。
時折、憑依されているかのようなところがあって…。そこの切り替えなのか、そんなシーンもまた、恐怖を煽るんでしょう。
ストーリーはわかってしまったのですが、どう継承していくのか、楽しみで、とっても面白く鑑賞しました。
個人的には、ローズマリーの赤ちゃんのその後みたいな作品だなって思いました。
ネックレスとか、壁紙の言葉とか。チャーリーが死んだ兄と同じ名前なのかな?とか、諸々伏線を回収するのが面白かったです。
印象的なのは、パーティから慌てて帰るシーンから、翌朝目覚めるところまで。気持ち、わかります。大丈夫だって思いたい…。
わたしは怖い!って感情よりも、さぁ、どうなる?どうなる?という感情が強かったです。
強いて言うなら、決められていた帰結に向かって、誰もが役割から逃れられないんだっていうところにちょっと寒いなぁなんて思いました。