映画馬鹿

ヘレディタリー/継承の映画馬鹿のレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.4
重苦しく、光がさす余地が全くないです。
勿論、良い意味でです!

互いを忌み嫌う家族。
それぞれの唯一の理解者であるはずの父親
であり夫のはずの存在にすら蟠りを募らせる。

作品そのものは、オカルト的でもあり
私が考えるホラーとは少し違う印象かな。

ストーリー、脚本ともにありふれた物ですが
カメラワークと音楽が見事にリンクし、恐怖感を煽ってくれます。

主人公の表情の演技も素晴らしいです。
画面に散りばめられた(ヒント)のようなものを
掴み、結末を読み取って行く楽しみを感じました

現代ホラーの傑作…みたいなのはもうやめた方がいいかと…笑
映画を楽しむのに、先入観は邪魔でしかありません。
全ての映画を、偶然見てしまった!
みたいなのが私の理想の鑑賞です!!!

怖い映画!が大好物の私には、もってこいの作品でした。
好きです。笑
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