てう

ヘレディタリー/継承のてうのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.1
主人公は、長年、重度の精神病を患っていた母を介護してきたが、その母がとうとう亡くなった。
母に苦しめられてきた主人公は、死をもって母から解放されると思いきや、そこから悪夢が始まる。

いい意味で凄く不快な映画。割と早めに主人公の家族が抱く罪悪感と恐怖を見てる側も受け取らされ、それを抱えたままクライマックスまで連れて行かれる。
母親の苛立ちや焦燥感とそれをぶつけられた息子の様子などが心を抉る抉る。
落ちは途中で気づいちゃったけど、見ようによってはパラノイアとも取れる伏線の貼りかたは流石だなぁと思いました。
なかなか心身にダメージ与えてくるので、元気な時に見てね!
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