開始10秒でどんな低画質って思ったらiPhone7で全編撮ったと知り納得。賛否両論あるそうだが、どこぞの知らない他人が常に監視しているという演出には良かったのでは。
中盤までただただ想像し得るバッドエンドがどんどん畳み掛けてきて、更に刻々と弱っていく主人公を見続けるのは割に堪える。
途中から「PET」的展開になって、カメラも付いていない防音の密室で真正面から主人公が精神的に相手をなぶり付けにいくシーンでようやく前半のフラストレーションを解放。
よくある、薬を与えるだけで特に何もしない精神病院とストーカー捜査の不十分さという全く違う要素がいい塩梅に組み合わさっていたと思う。
スパイかなと思った人はやっぱりスパイでした。