masaya

無実の投獄のmasayaのレビュー・感想・評価

無実の投獄(2017年製作の映画)
4.1
第7手
⚔️あちゃんvsまさやん🛡️
【タイトルしりとり対決】


→ルームロンダリン[グ]
→グッド・タイ[ム]
→無実の投獄[ク]


⚠️ ルール ⚠️
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・映画のタイトルでしりとり
・フィルマ記載の邦題(サブタイトル込)
・濁点半濁点は付け外し可能
・受け取り後1週間以内に回すこと
・ハッシュタグ #タイトルしりとり

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マット・ラスキン監督・脚本、ラキース・スタンフィールド主演による、実話に基づいた黒人冤罪ドラマ。
Amazonオリジナルで何故かR18+。

内容とは関係ないが、日本語字幕の出るタイミングがワンテンポ遅い。
ヒアリング力は向上するだろうがストレス。
作品の出来とは関係ないから減点はしないけど…

字幕は遅いし邦題はアレだが内容は素晴らしい。
原題は『Crown Heights』ニューヨークのブロンクスにある地区の名前で、本作はそこで起きた殺人事件の犯人として誤認逮捕され、21年間も投獄された、コリン・ワーナーの実話に基づく物語。

逮捕された時も、裁判中も、獄中も、ずっと理不尽。
コリン・ワーナーを演じたラキース・スタンフィールドの演技力も、物語に説得力を与えている。

コリン・ワーナーを信じて彼の無実を証明するために力を尽くして闘った親友のKC、獄中に入っているコリンと距離を縮め、獄中結婚して彼を支えた幼馴染みのアントワネット。

もちろんふたりは素晴らしいけど、彼らの行動がコリン・ワーナーの素晴らしい人柄や、魅力ある人間性を証明している。

今回の事件は、真犯人も一緒に捕まっているという、珍しい共犯冤罪。
真犯人を見つけ出して、無罪を証明する事も叶わない。
しかも、真犯人は司法取引をして6年で出所しているという、もはや笑ってしまう不条理さ。

コリンは15年服役して初めて仮保釈申請が可能になる。
保釈審査では、深く反省しているかどうかが問われるが、罪を犯していない為、正直者のコリンは反省のしようもない…

「刑務所にいる受刑者のほとんどは、犯した罪を内省するが、僕にはその慰めもない」

エンドロールでは、コリン本人も登場する。
是非多くの人に観てもらいたい素晴らしい作品。

次回あちゃん!【ク】です!
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