「叫びとささやき」ではベッドシーンの照明が美しすぎて泣かされたけど、本作の呆然とする母親がベッドにもたれるシーンでの光の角度も凄すぎて泣けた。というかベルイマンも本作を見て参考にしたんだろう。
電…
泣いた。『三悪人』こそフォードサイレントの最高作と信じていたが迂闊だった。母性の尊さ、母を呼ぶ声が響く戦地のグリフィス的な再会から涙が止まらん。招集されていく息子を遠くで見送っていた母は郵便配達員ほ…
>>続きを読む独バイエルンの村で平穏に暮らしていたベルンレ夫人と四人の息子。三男は夢を追いアメリカに渡り、残りの兄弟は徴兵される…。
家族揃っての食事のシーンや村人総出で祝う夫人の誕生日は幸せそのもの。
戦火…
フォード監督がドイツに赴き、ムルナウ監督から指導を受けて制作した一本。トーキー直前のサイレント作品。
ドイツのバイエルンに住むベルンレ夫人は、立派に成長した四人の息子と幸せに暮らしていた。第一次大…
湖の波紋は美しく、郵便局員が石を投げる様もやはり印象に残るが、オーストリアを舞台に選んでいるためか陰惨な印象が強い。四男に列車までついていく母の執拗さよ。
前に進ん四男を発見する三男の動き、自殺を強…