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四人の息子のkanaのレビュー・感想・評価

四人の息子(1928年製作の映画)
4.0
独バイエルンの村で平穏に暮らしていたベルンレ夫人と四人の息子。三男は夢を追いアメリカに渡り、残りの兄弟は徴兵される…。

家族揃っての食事のシーンや村人総出で祝う夫人の誕生日は幸せそのもの。

戦火が迫り徴兵される息子達との別れのシーンと、訃報が届いた後の誰もいない食卓で思い出す賑やかな食卓シーンは泣かずにはいられなかった。

☆印象的なシーン
・郵便局員の訃報の配達、池への石投げ
・食卓のお祈り
・停戦後、大佐?が自決に追い込まれるとこ。

☆個人的ポイント
・村の家屋や民族衣装がおとぎ話のようで可愛い。
・郵便屋さんと連れのワンちゃんが可愛い。
・坊や(三男の息子)の子供らしさがめちゃくちゃ可愛い。
・音楽がすごく良い。
都会の喧騒と田舎の時の早さが上手く表現されている。全部演奏したい。

シネマヴェーラ渋谷
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