アニエス・ヴァルダ、1961年。
夏の始まり。夏至の一日に、死について思う映画だという事は分かる。
死に近い二人。
歌手のクレオとアルジェリア帰休兵のアントワーヌ。
沢山の物事が流れて行く。
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ゴダールを意識しかのようなある女性の2時間を奔放に描いた作品ではあるが、病気の発見により自分の生きざまに苦悩する女性を通して女性が社会で男性的な抑圧をはねのけ生きていくことの難しさを描いているのがア…
>>続きを読む癌の診断結果を待つ5時から7時までの間、気持ちが落ち着かず、街をうろつくクレオの姿をほぼリアルタイムで描いた作品。
勉強がてら観てみたが、話が面白くなかった。オシャレ映画。
アンナ・カリーナやゴ…
この小さな小さな話を物語る力よ。
マジカルで自由に運動している様に見えるのに同時に大事なものを切り取り続けるカメラ。編集のリズム。歌っている時のブランコの揺れみたいに動くカメラ、好きだ。私が好きな映…
この作品の画面にはいつも、鏡が映っている。
ショーウィンドウ、タクシーのルームミラー、鏡台、車のフロントガラス、手鏡。
クレオは歌手である。ステージに上がって歌うことが仕事だ。しかし、仕事とは言え、…
シャンソン歌手のクレオが癌の診断結果を待つ間パリの街をあてどなく彷徨う様子を描いてるんだけど5時から7時までをほとんどリアルタイムに描写していて面白かった
主要人物の描写だけじゃなくカフェにいる客…