サイラス

劇場版めんたいぴりりのサイラスのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

福岡のご飯のお供「辛子明太子」の製造法を日本人好みに改良した"ふくや"の創業者 川原俊夫(役名 海野俊之)さんの辛子明太子作りに邁進した実話を映画化した作品。(因みにドラマもあります)
"ふくや"の従業員から「商標登録や製法特許を取るべきだ」と言われたが、川原さんは「漬物には様々な味がある。同じ大根や白菜でも漬け方ひとつで味は変わる。家庭ごとで味が違う。そんな漬物に商標はあるか?製法特許はあるか?明太子だって誰が作ってもいいではないか」と言い、元祖を名乗らず、製法特許を取らず、他社に作り方を教えることで市場を広げた。そんな川原さんをモチーフにした作品となっています。近年作られた映画にしては、ちょっとチープに感じてしまうかもしれませんが、そこは騙されたと思って観てほしいです。
川原さんってスゴい人やったんやな~と思わせてくれた115分でした✨️
そして正直、博多華丸さんの演技に驚かされました(笑)
最後に九州出身の方であれば出演者のなかに福岡のバラエティー番組などで見たことがある芸人さんが出演されていることに気づけるかと(笑)彼らを見つけるのも楽しいかと思います。
このレビューがどなたかのお役に立てれば幸いです。
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