ヤドカリ亭

劇場版めんたいぴりりのヤドカリ亭のレビュー・感想・評価

劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)
2.3
エピソードが多すぎて、もう少し整理すればもっと楽しめたかも。たとえば華丸さんが「明太子でみんなを幸せにしてやる!」と決意した理由を無理矢理に戦争にからめなくてもよかったのでは?

明太子の起源に関しては「かねふく」のホームページにあるのが妥当だろう。

明治時代、元会津藩士の樋口伊都羽が朝鮮半島に渡り水産業を営んだ。その時、現地の漁民がスケソウダラの卵を利用せずに廃棄している様子を見て、これを唐辛子と塩に漬け込んで商品化した。

明治40年に「元祖明太子」の商標で釜山に樋口商店を創業した。とある。劇中「釜山の惣菜だった」と何度も出る。それも間違いではないが日本人の創意工夫で明太子が誕生した経緯も紹介されればもっとストーリーがクッキリしたように思う。

華丸さんのキャラクターで押し通した映画。
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