わたもち

洗骨のわたもちのネタバレレビュー・内容・結末

洗骨(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

あのガレッジセール ゴリが監督&脚本を務めた作品。

「洗骨」という一見さんドン引きの風習を舞台に描かれる家族の再生の物語。


▼感想
沖縄の風景と三線の音楽で沖縄という非日常を味わえてそれだけでもう幸せ。このご時世に有難いこと極まりなし。

芸人が脚本を手掛けたとは思えないくらい、丁寧なタッチの作品。
笑いもしつこくなくて好印象。ほっこりしてちょっぴり笑えてバランスがとても良かった。


▼キャスティングの妙
キャスティングがハマってました。
奥田瑛二が霞むくらい、大島蓉子さんが素晴らしい。迫力が半端ない。

あと、正論マンがよく似合う筒井道隆と、意外な大抜擢 水崎綾女の兄妹の関係も絶妙。

そして、店長役にはまさかのキャスティング。ヒント:鈴木○太郎🤫
てっきり出オチ要員かと思いきや、物語に馴染むこと馴染むこと!それにあの顔面の濃さが沖縄の雰囲気に似合っていて何の違和感もなかった笑
お笑い芸人のキャスティングは基本嫌いだけどこれはアリでした。

水崎綾女、実は昔結構好きでファンだったんですが、棺桶開けたときの表情の変化、すごく上手かった。女優さんとして活躍していて嬉しい限り。



エンドロールで流れる主題歌「童神」も最高。ほんまええ曲…

総じて、沖縄のあたたかい感じが全編を通じて漂っているハートフルオアシスムービーでした。

さ、という事で次が今年の100本目!
何を観ようかな〜
わたもち

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