この風習を知ってとても勉強になった。
芸人(鈴木Q太郎)を出して面白おかしくしてるところもあるけれど、この題材ではちょうどよかったかも知れない。
最初は重いテーマなのかと思ったけど、笑いを含めつつ、昔ながらの風習を、上手く伝えてると思いました。
監督がゴリ(照屋年之)だし。
やはりこういうのって映画を観ないと分からないところがいっぱいあって、この作品は分かりやすく伝えてると思う。
新城家の長男・剛(筒井道隆)が、4年前に他界した母・恵美子(筒井真理子)の「洗骨」のため故郷の粟国島に戻る。
実家に住む父・信綱(奥田瑛二)は母の死後、酒に溺れており生活は荒んでいた。
そこへ名古屋で美容師をしている長女・優子(水崎綾女)も帰ってくるが、妊娠している姿に一同言葉をなくす。
お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリこと照屋年之監督が手掛けたコメディードラマ。
土葬または風葬した遺体の骨を洗い再度埋葬する風習「洗骨」を通じ、バラバラだった家族が再生していく姿がいい。
