エムオー

パッドマン 5億人の女性を救った男のエムオーのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これが実話なんて、すごい話だ。
田舎ー都会の対比描写が分かりやすい。ラクシュミの才能を都会が受け入れ、ラクシュミの精神は田舎で暮らしていたときのままで、物語は進んでいく。
そして立役者であるパリーとの関係が、なにより美しい。彼らは最高のビジネスパートナー、相棒なんだろう。国連でのスピーチに、彼の人となり、思い、苦悩すべてが詰まっている。

終盤、村から追い出した張本人たちが掌返しで成功したラクシュミを持ち上げる展開にはさすがに都合が良すぎるとモヤッとするが、得てしてそういうものなんだろう。
エンドロールで妻を引き連れてデリーを訪れている姿などが観られてよかった。
インド映画にしてはミュージカル要素が控えめで、少しダレてしまったが、おもしろかった。
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