NiKi

パッドマン 5億人の女性を救った男のNiKiのレビュー・感想・評価

4.3
インドでは穢れとされている「月経」
当時、インドでは高価であったナプキンの普及率は18%。インドの女性は汚い布などを使用していた為、病気が絶えなかった。

妻を救いたい一心から、ナプキンを試行錯誤して自作する主人公。

試行錯誤する途中で、村の人達からは狂ってるなどと罵られ、妻や家族は大恥をかき、妻や家族は彼の元から離れていく。彼がとった行動とは…

この映画が実話だと聞き、凄いなと感動しました。ここまで女性の生理現象改善を突き詰めていける男性は、おそらくこの主人公くらいだと思います。

ニューヨークでのスピーチのシーンは物凄く感動しました。そして、このシーンがなんとワンカットらしくて俳優の技量を感じました。

もう少し、映画終盤の心の葛藤が描ききれていたら★5に近い評価でした。

とはいえ、とても興味深く面白い内容でしたので万人の方におすすめいたします。インド映画は良作が多いですね🇮🇳皆様もよければご覧になってください。
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