まさかこれが映画化するとは。
インド映画の特徴である、豪勢なカーニバルの様な演出は、とてもスケールが壮大かつ、なんとも言えないこのハッピーな催しはこの映画の1つのハイライト。
一方で、インド人の女性ピリオド問題の現状が、痛感できた。女性でも言葉にするなんて、もってのほかで、忌々しい悪魔の存在だと思われている。そんな中、男性がパッドを製作しようとは、彼はもはや、犯罪者だと思われてしまうのは、致し方ない。
そこから、諦めずに彼が奮闘する姿は、なぜそこまで頑張るのだろうと、疑問を持たずには居られない。それほどまで、全身全霊の主人公を見ると、世の中捨てたもんじゃないなとも思えた。
この映画で女性の生理に対する考え方が、全世界で、特にインドで、改められると嬉しく思う。