まーしー

ボス・ベイビー ファミリー・ミッションのまーしーのレビュー・感想・評価

2.0
本作が好きな方、ごめんなさい。私には合いませんでした。

舞台は前作から25年後。子どもだったティムとテッドも大人になっていた。
大人のティムには小学生の娘も。親離れしつつある年頃で、父親のティムにも塩対応。
しかし、こうした子どもが自立する背景には、ある人物の陰謀があった——。

この陰謀を暴くために、ティムたちが冒険する。その際、「家族」で手を携える点がサブタイトル「ファミリー・ミッション」の意味するところだろう。
個人的には、ボス・ベイビーのテッドのサラリーマン然とした姿を期待していた。だが、本作のテッドには、ノルマや上司に怯える姿はない。
再び赤ちゃん姿に戻ったものの、見た目は子ども、頭脳は大人のテッドが、家族と一緒に冒険するアニメに思え、やや期待外れだった。
これはコナン君と同じではないか。少年探偵団と一緒に謎を解き明かす展開と重なる。

クスリと笑いたくなる描写もある。
親子愛や兄弟愛もしっかり描かれている。
観る人の多くは、この辺りに笑い、感動することだろう。
しかし、個人的には期待と異なる展開だったため、残念な印象だけが残ってしまった。