この映画に出演しているバンドは実在するらしく、今度来日する。友人がそのバンドと対バンするってことでオススメされて鑑賞。ꉂꉂ
グレートブリテン及び北アイルランド連合国って覚えるのむずいなぁー。テストに出るぞー。みたいな件が学生の時にあったけど
その北アイルランドの話かっ!!って思った。:)
映画自体も良くて2回ほど泣いた。
音楽を題材にした映画はほとんどが音楽と資本主義の矛盾をテーマにしているし、この映画も例に漏れずそう。
音楽の本質は魂から溢れる芸術であるのに、それを金銭に変えるという矛盾をフーリーは肌で否定する。
フーリーがパンク音楽をプロデュースするという映画だが、この映画が描くのはその音楽の方ではなく、フーリーという人間の生き方自体がパンクの本質であるという点だ。
金に飼われたら、自由を失う。何度も目にしてきたその言葉を、この映画も見事に体現している。
ラストにこの店が何度も閉店し、再開し、というメッセージが流れるけれど、笑えるとこでもあるけど、でもあれが本当にパンクなんだと思う。
金に飼われないから、何度も店を失って、金に飼われないから、何度も夢を再開する。貧乏でも好きなことやってりゃいーだろ。みたいな。
パンクはあまり聴かないけど、こーゆーの観るともっと知らなきゃなぁと思う:D