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グッド・ヴァイブレーションズのtoaのレビュー・感想・評価

3.3
二分律にすることへの警鐘を音楽に乗せて。
"普通"でいることが難しい街、ベルファストで開いたレコードショップが伝説になるまで。
レゲエ、ブルース、そしてパンク・ロックへ。声に出せない社会の閉塞感、人間関係のわだかまりを「音楽」でぶつける文化。

テリー・フーリーという実在の方の事実に基づく話なので仕方ないのかもしれないが、ナレーションが多くて盛り上がりにかける作りなのがちょっと残念。でもこの作りだからこそ、ひたむきに居場所を作ってきたおじさんの不器用さ、熱さが伝わってくるのかも。
こういう映画も好きだなー、なんかよかった。
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