【再鑑賞】
2022.12.06
Amazon Prime Video
北アイルランドのレコード店でありレコード・レーベル〈グッド・ヴァイブレーションズ〉を創設したテリー・フーリーの実話に基づく物語.
3年前に映画館で観た時は、さほど印象に残らない作品だった. と言うより、自分の文章を読み直してみたら結構散々な感想だった.
でも、最近、アイルランド(北アイルランド)のことやパンクロックのことなどを少し知ろうとしているので、その時には感じなかった思いが湧いてくる.
確かに、この作品に出てくるバンドや楽曲にはそこまで突出した印象はなかった. けれど、「グッド・ヴァイブレーションズはレコード屋じゃない、レーベルでもない、生き方なんだ」というテリーの叫びそのものだと思う.
実際、彼らの楽曲の歌詞には、紛争に押さえつけられてきた、やり場のない思いや、自由への渇望が強く込められている. それを知らずに聴いていたことは、あまりにも自分自身が情けない. 何も考えずに、ただ音楽を楽しむことも素敵だけど、彼らの人生を知ることも音楽の聴き方のひとつだと思う.
【1回目鑑賞】
スコア3.5
ワタシ的グッドヴァイブレーションは感じられなかった。
ベルファストが舞台の音楽モノってことで、好きな筈なんだけど。その思い込みが良くなかったのか、実はそんなに好きじゃないのか。
そもそもパンクミュージックにそれほど魅力を感じなくなってきた。年齢のせいだろうか。
せめて、もう少し爆音だったら良かったな。劇場の音響が薄かった。