結論から言うとかなり面白かった。平成の夏終わりにピッタリな映画。
小学4年生のひと夏の成長物語。だけど決して子供向けの作品ではなく大人こそ考えさせられる結構哲学的な作品だと感じた。
物事を論理的に考えること。仮説を立ててそれを検証することの大切さを再認識させられる。ストーリーは多少荒っぽいとは思うけど、自分たちが普段何気なく過ごしている世界にちりばめられた不思議や理解できていない事に「気付く」大切さを教えてもらった気がする。
スマホで検索すれば一瞬で何でも分かってしまうこの時代だからこそ、是非みんなに観てもらいたい心に染みる映画だった。