kazu1961

サーホーのkazu1961のレビュー・感想・評価

サーホー(2019年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「サーホー」
Original :「Saaho」
▪️First Release Year : 2019
▪️JP Release Date : 2020/03/27
▪️Production Country : インド
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-586
🕰Running Time : 169分
▪️Director : スジート
▪️Writer : スジート
▪️MusicD : ギブラン
▪️Cast. : プラバース、シュラッダー・カプール
▪️My Review
お金かかってますね!!とにかくビックスケールのド派手アクション、バイクアクション、カーアクション、さらには空中戦を魅せて呉れます。もちろん、銃撃戦、肉弾戦もてんこ盛り!『バーフバリ』こと、プラバースの存在感を目一杯示すためのアクション、MVにかなり注力しています。まあ、それを観るだけでも楽しめる作品ですが。
本作、日本でも大ヒットした『バーフバリ』シリーズで、タイトルロールを演じた俳優プラバース主演作です。インドの架空の都市ワージー、そして実在の都市ムンバイを主な舞台にした犯罪アクション映画で、インド映画の大作らしくオーストリアやアブダビなど世界各国にわたるロケも行っています。犯罪組織の後継者問題に潜入捜査官が絡む複雑な話を、いささか乱暴な語り口とド派手なアクションでこれでもかと見せる約3時間(最近のインド映画の大作は長い!!)。近来の洗練されてきたインド映画ではなく、ベタベタの過剰な見せ場と過剰な音楽、そして歌と踊りと笑いも詰めんだ従来のインドの映画らしさを観せてくれます。
やや、残念なのはドンデン返しや伏線回収の繊細さがあまりなく、過剰に出演陣やストーリーをこねくりまわしているところ。ヴィジュアルと強烈なアクションシークエンスに力が入るあまり、ストーリーの細やかな設計を忘れてしまった感がありますね。
評論家からは「制作費35億ルピーの厄災」と表現され、一方では興行収入は43億ルピーを記録したのも何となくわかりますね。

物語は。。。
複数の犯罪組織が牛耳る大都会ワージーである日、組織の頂点に立つロイが交通事故を装い殺されます。組織の構成員で有力者のデウラージが後釜を狙うが、ロイの息子も新しいボスに立候補します。そんな折、ムンバイで200億ルピーの窃盗事件が起こり、潜入捜査官のアショーク(プラバース)が捜査を始めますが。。。

▪️Overview
「バーフバリ」シリーズで主人公バーフバリを演じたプラバース主演による、架空の都市を舞台にしたクライムアクション。いくつもの犯罪組織が街を支配する大都市ワージー。ある日、組織の頂点に君臨するロイが交通事故と見せかけて殺害された。組織内では実力者の1人であるデウラージがロイの後継の座を狙うが、ロイの息子も父を引き継ぎボスとして名乗りを上げる。そんな中、200億ルピー相当の大規模な窃盗事件が発生。潜入捜査官アショークは女性警察官アムリタ―らとともに事件の捜査を開始する。窃盗団を追う中で、アショークは裏組織が隠し持つ金庫の存在にたどり着く。(引用:映画. com)
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