(2回目)
本当に大好きな作品
こういう一本に出会うために、たくさんの映画を見ているのかもしれない
俳優の全員が魅力的なうえ、物理的な位置関係をコロコロと変えていく様は、見事に映画的でわくわくとする
カメラは京都の街を美しく映し出すにとどまらず、そこに生きる人々の目線にまでなって世界を映し出す。
それぞれにストーリーがある3組が、緩やかな関わりを持っているのがロマンチック。フィルム上映のシーンで、そんかストーリーや関わりを持つのが3組だけでなく、街全体に拡張されていき、さらには画面の外にまで染み出ていくのが素晴らしい。
南天の「少しは自惚れろよ」は、ずっと忘れない気がする