クール・ランニングのような上質な面白さを期待してましたが、しばらく観てても見所が全くなく、どうでも良いストーリーに飽き飽きしてしまいました。くだらな過ぎる...一つ星か二つ星だなと思っていました。
ところが長野オリンピックに入った途端、一気に四つ星作品に急変しました。オリンピックの様子も雰囲気出ているし、ジャンプのスピード感も爽快でした。まるで違った映画のようです。
後半が前半をカバーしてくれたので、結果的に三つ星になりましたが、後半の素晴らしさを考えると、題材もいいしちょっとした何かがあれば、五つ星作品になり得ます。そこが勿体ないです。
前半はきっと不完全な人々を描きたかったのだと思います。そんな不完全な人々もオリンピックで活躍できる事を強調したかったのかもしれません。不完全な人々の描き方って難しいのかもしれませんね。
冬季オリンピックで一番好きなのは、やっぱりジャンプなのですが、正直とても簡単に感じてしまいました。もちろんそうじゃないのはわかりますが...。
