片腕マシンボーイ

悪夢の椅子の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

悪夢の椅子(2015年製作の映画)
3.3
夏目大一朗監督のん!
「心霊食堂」は食にまつわるホラーやったが、本作は眠りにまつわるホラーオムニバスやぞ!
もちろんストーリーテラーは三輪ひとみだぁ!


「整形美人」
私は整形に1300万かけているの、そんな自己投資ハンパない私を、あなたみたいなブスの貧乏人が口説いてこないでくれる?年収1000万超えたら話きくわよ!
今まで散々貢がせて男たちの人生を狂わせてきた女に、イケメンが近づいてきたぞ!って話

自分の顔に1300万投資してるんが自慢の高飛車女がそんなUNIQLOみたいな服で出歩くかね?なんて予算ないんやものアルアルは置いといて…
1300万もかけてるか知らんがフィリピーナかと思ったぜぇ、ってのも置いといて…
実際にこんな糞な女に引っかかる男っているんですかね?「お前のためにマンション買ったのにぃぃぃぃ!きぃぃぃぃぃ!」つって…
まぁマシンボーイは例え葵ちゃんに「ねぇねぇマシンボーイ〜、葵ね、新築のマンション買って欲しいなぁ❤3LDK」なんて言われてもそもそもそんな金無いからな!引っかかる心配がなくてホッとしたぞぉ!スンスン


「眠り病」
怖い噂のある訳あり物件でテレビのVTR撮影すんぞ!つってひとりやってきた売れないアイドル、カメラを回していざ眠りにつこうとすると…地縛霊ちゃん登場!
生前はアイドルになりたかったという地縛霊ちゃんと意気投合すんぞ!って話

売れないアイドルも、アイドルになりたかった地縛霊も、ふたりとも全然可愛くなくて、お互いにヨイショし合うん見ていたらなんか悲しくなってきたわ…
そんな地縛霊ちゃんは生前にある男に騙されて酷い目にあっていましてね!その話を聞いたアイドルちゃんはバチボコにぷんすか!しましてね!そいつふたりでヤッてやろうぜ!と復讐をするんですが…
そのクズ男を夏目監督自らシャクレて熱演していましてな!ぺろぺろ
出会って即日、北海道から上京してきたばかりの夢みるおボコ娘を風俗へと出荷するわ…、風俗で人気なくなってきたらAVに…って逆やろ!風俗でさえ指名ない女の子AV出たって金になんなくない?違うん?なんかカラクリあるん?
まぁ、そんなクズな夏目大一朗に殴り込みかけるふたりのおブスちゃんに涙涙の傑作でしたわぁ…スンスン


「結婚前夜」
3年前に車の事故でお父さんを亡くした娘、翌日に結婚を控えた娘は3年ぶりに車に乗って、父の死んだ事故現場に向かおうとするが…お父さんは幽霊なって車ん中に棲んでおったよ!って話

そんな大事故起きた車をいまだに普通に乗っているんどうなん?車検通ってるん?ってか心情的にどうなん?なんてのは置いといて…まぁ、これはちょい面白かったからな!
いやな、幽霊のお父さんが、結婚?俺は挨拶されてないぞ!ってぷんすか!するわけです、そこで自らにお父さんを憑依させて明日結婚する彼氏の元につれていく娘、しかしながら!当然彼にはお父さんは見えないワケで…
なんとお父さんの幽霊が観ているとはつゆ知らず、明日の結婚式の準備の前にとりま1発ハメハメしようぜ!なんて彼は発情するワケであります!ゲラゲラ、しかも用意の良いことに縄やらディルドやら…当然幽霊お父さんはおかんむり!思ったら…なぜか彼とお父さんがチュウしていたり、なんなんこれ?ゲラゲラ
でもな、終盤は壮絶なカーアクションを経て涙無しでは見られない感動作と化すからな、まぁ素晴らしいエンターテインメント作品やったわぁ


そしてエンディングは「心霊食堂」同様に夏目大一朗監督が率いるバンドの演奏が楽しめるぞ!本作のゲストボーカルは「整形美人」の整形フィリピーナ!
ぐぅ…「心霊食堂」ではマシンボーイの好きな不幸顔の島村舞花ちゃんがめちゃ音痴でキュンしたんやが、本作のフィリピーナわ…別に上手くはないけど、曲が良かったから全然聴けた、バクバクバクバク🎶
そうなバクの歌やねん、マシンボーイはマレーバクめちゃ好きや!可愛い!ぺろ!

ちなみに眠りにまつわるホラーオムニバスのはずやったんやが…ストーリーテラーの三輪ひとみがやたら眠がったり、夢について語ったりはするものの…うん、眠りはほぼ関係なかったわ!
ってか目が覚めて、「え?ずっと寝顔みていたんですか?」とか言ってくる三輪ひとみウザい、見ねえよ!
もし三輪ひとみやなくて葵ちゃんの寝顔ずっと見ていられるならな、マシンボーイは葵ちゃんが望むがままにマンション買っちゃう!頑張ってコツコツつもり貯金して、ブラックサンダーも我慢して、一番搾りも淡麗に変えて、100億兆円長者になって!タワマン丸ごと買って!てっぺんは葵ちゃんに、下の階では柴ワンコロと、ブチハイエナコロと、カバさんと、シベリアトラさんと、グリズリーさんと、マレーバクさん飼うんだぁ!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろむにゃむにゃむにゃむにゃ……はっ……夢かぁ、スンスン