官能と誘惑。
期待したけど、官能など何もない。イザベル・ユペールなのに変態性もない。要は見どころがないっ、バカタレイッ!
エヴァエヴァエヴァエヴァエヴァエヴァ、気が狂いそうだエヴァーーーッ!
エヴァ、こいつは、エトラ通りの12番にひっそりと生息している強気な娼婦だ。ケバい厚化粧なしでは生きて行けない。この口紅のケバケバしい赤色は何ダーッ!
イザベル・ユペールが男を翻弄する。けだるいボイスで妖しく迫る。骨抜きにして虜にする。何かあるとすぐに特別料金を請求する。この年増女子と絡むと身の破滅決定だ。ついでに、寝言もうるさいぞっ、バッキャローッ!
全てが淡々と、あっさりしている。何かを期待していたのに、おフランス的なラストシーンにガックリとうなだれてしまう。