たろ

希望の灯りのたろのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.8
私にはまだ早い映画ではあったけど、この映画の平均評価が高いことが嬉しい。そんな風に思える映画だった。

一見普通に見えても、何かを抱えながら生きてる人は案外多くて、
簡単に話さない、話せないことがある中で、自分自身と周囲に折り合いをつけながらなんとかやってる。

他人には小さなことでも、人が違えば問題の質は全然変わるし、正解も変わってくる。見えてるものが全てじゃないし、本当に難しいよなぁと。

コストコみたいな大型スーパーの夜が舞台なんだけど、なんか深海的とゆうか神秘的な空気感の演出がすごく良い。
真っ暗な夜の闇の中、営業を終えたスーパーのわずかな光がまさに「希望の灯り」になる人達のこと、人との付き合い方とか、距離感について深く考えてしまう映画だった。
たろ

たろ