よくあるほっこり恋愛系なのか、面白いのか、と不安を持ちつつ鑑賞。
その予想は完全に外れた。それならそうと言ってくれればもっと早く観たのに。
静かで、現実的で、じわじわと悲しくて、少し嬉しい、大人の映…
このレビューはネタバレを含みます
何回かに分けて夜寝る前にチマチマ観た。
ドイツの映画を殆ど観たことがない自分にとっては異国の地で知ってる人が誰もいないという心地のいい孤立感を味わえた。
規則的に並んだ棚や繰り返される主人公のタ…
波の音は何度も聞こえていた。
全てのことが静かに進んでいく。
こんなに大切な物語だと思ってなくて、もっとフラっと観られるものだと思ってたからじんわり食らってる。演出によっての大泣きするところはなく、…
旧東ドイツを舞台に、社会の片隅で生きる人々を描いたヒューマンドラマ。
旧東ドイツの街ライプツィッヒにあるコストコのような巨大な倉庫で働く人々の日常を通して展開される。
前科のあるタトゥーだらけの…
肝腎の終盤の2曲が何故か英語の超古っぽい黒人ブルースだったり、英語の古っぽいポップスだったりするのは何故なのか…
序盤〜中盤まではメジャーなクラシック曲がメインで、陰鬱ながらも落ち着いた古っぽさを感…
おそらくは『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック監督, 1968年)の宇宙船として見立てた(COSTCOのような)郊外型スーパーマーケット。映画のオープニングでこの店舗の映像と共に、ヨハ…
>>続きを読む更地に忽然と建つ郊外の大型ショッピングセンターは人間社会と隔たり、ある種ユニバース的な巨大要塞で異質な隔離空間。
陳列棚を霞め走る暗闇のフォークリフトは浮遊する宇宙飛行士の操縦ユニット、資本主義の…
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