たぶ

空母いぶきのたぶのネタバレレビュー・内容・結末

空母いぶき(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画を最近読んだので、映画版を観賞。

東亜連邦って言ってた?何それ。
原作ではバッチリ中国だと謳っていたのに、映画ではやっぱりハッキリ言えないの?

原作では相手側の軍人たちの描写もちょこちょこと描写され、人と人の駆け引きだったり、お互いの国を背負った誇りだったりが、双方から感じられて面白かったのだが、映画版は終始こちらの自衛隊しか見えてこないのが残念。
唯一、相手方の脱出パイロットを救助した描写があったが、そいつも銃を奪って発砲ときたもんだ。これじゃ敵軍がただの野蛮人にしか見えない。見た目も東アジア顔ではなく、西アジアか中東あたりの顔つきで、国籍を曖昧にしている感じがまた残念。

最後も敵空母に向かって迫水(市原隼人カッコいい)が決着をつけるのかぁとクライマックスで盛り上がりがキターと思ったら。
常任理事国の潜水艦登場で、無理やりな収束。おいおいという感じ。

ジャーナリスト二人が、本田翼と小倉久寛。このキャスティングはあえて軽めのキャラクターをキャスティングにしたのかな?

秋津艦長を西島秀俊が演じるのはぴったり。顔の雰囲気とちょっと冷徹な感じもうまく嵌まってる。

私はミリオタではないので詳しいことはわからないが、魚雷やミサイルの発射シーンや戦闘機での戦闘シーンはなかなか興奮させられた。

コンビニ店長の中井貴一は必要?
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