リーアム兄さん

空母いぶきのリーアム兄さんのネタバレレビュー・内容・結末

空母いぶき(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

【好きなセリフ】
秋津1佐「我々が誇るべきは自衛隊に戦死者がいないことではない。戦後何十年もの間、国民に誰一人として戦争犠牲者を出していないことだ。国民を守るために死ぬのなら、自衛官として本望だろう。」

そう遠くない未来、東アジア海域における領土争いが激化。東南アジアのカレドルフは周辺地域の国々と結束し「東亜連邦」を設立。東亜連邦は領土回復を主張し、クリスマスイブの前日に日本領初島を漁船団を装って占領、警戒していた巡視船「くろしま」を攻撃、乗組員を人質にした。日本政府は海上自衛隊の第5護衛隊群を初島に向けて派遣する。護衛艦「あしたか」・「いそかぜ」・「はつゆき」・「しらゆき」、潜水艦「はやしお」そして空母(航空機搭載型護衛艦)「いぶき」は海上警備行動を取り、「くろしお」乗組員の救出に向かう。救出の道中で敵潜水艦や戦闘機による攻撃を受ける中、「自衛」を名目に行動する自衛隊は専守防衛のジレンマに悩まされながら、「いぶき」館長の秋津1佐(西島秀俊)の指揮のもと、激しい戦闘を繰り広げる。それと同時に日本政府は垂水総理(佐藤浩市)のもと外交ルートを通じて国連に支援を訴えるのであった。