かーく

空母いぶきのかーくのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
2.6
コンビニと記者パート削ってもっと簡潔にしてくれればまだ良かった
特にコンビニパートは日常風景として入れたのかもしれないけどただただテンポを悪くし気持ち悪くてウザい店長を見させられるという、嫌がらせか?と思ってしまう程のもの
予告での「厄介な時にお客さん(=記者)乗せちゃったなぁ」の時点でだるい人間ドラマが差し込まれる覚悟は決めていたけどまさかコンビニという伏兵がいるとは思わなかった
あのコンビニ店長、デリカシーなくてうざくてキモいだけだと思うんだけどバイトの女の子は普通に接してくれるわ「メリークリスマス、サンタさん!」とか言ってくれるわでひたすらに気持ち悪かった
「変わり者だけど慕ってくれる若い女の子も居るんだよ」っていうおじさんの願望詰め込まれてる感じ キモい
中井貴一出したかっただけだろ

記者パートもなんかもう……脱力
「乗ってるわ」3連チャンみたいな笑えもしないださい演出いい加減やめて欲しい
ここ削ってもっと艦隊の描写に時間割けば良かったのに
潜水艦なんて体当たりして出番終了で勿体ない

ナショナリズムが高まるこのご時世、「いざ」という時が来たらどのように行動すべきか
そういった思考を巡らすという意味ではこの映画が公開された意義はあったのかもしれないけどこの出来で134分はキツいです

あと政治家が男ばっかりで女は空母建設の際に批判した人くらいなのはどうなんでしょう
ある意味リアル?いや現実の内閣でもここまで極端ではないでしょうに
原作通りなのかな?
おじさんのおじさんによるおじさんの夢を詰め込んだ映画って感じですね
かーく

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