砂

ウトヤ島、7月22日の砂のレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.5

不思議なカメラ視点だなと思って観続けていると
30分が経った頃には完全に没入していた。

身を隠している茂みから周囲を確認する目線の位置や角度といったものが不思議なカメラ視点で表現されていた。

終始緊張感が張り詰めており、脚色や脚本による飾りが少ないためか、最後のボート出現でほぐされた時の安心感はとてつもない。

実際に起きた凄惨な事件を伝える映画の中で、強烈に印象に残る作品になった。
砂