比較的治安のよいノルウェーで
誰が、なぜ、
ウトヤ島にいた若者たちを狙ったのか。
実際の襲撃にかかったのと同じ
72分間の衝撃のワンカット撮影。
事件の詳細については
なにも知らずに見るほうが
テロの恐怖と臨場感は倍増だと思います。
もちろんそのぶんだけ
悲しみや憎しみが強まる可能性もあるので
実話を基にしたものほど
俯瞰で観たいという方であれば
先に Wikipedia を読むほうが良いかも。
作中の人物の行動は
あえて触れずにおきます。
どこまでが事実で
どこからがフィクションなのか
わからないのもありますけど
小さい島で
わけもわからずに狙われ続けるなんて
あのときここに隠れていればとか
あのときこうしていれば助かったとか
”たられば”は無意味ですし
これからもきっと役立たずなので。
内容以外のことを述べるなら
このカメラマンがすごすぎる…
ずっと撮られているカヤも
あの山中や
岩だらけの海岸線沿いを猛ダッシュで
途中転んだりもして大変ですけど
撮るものを切り替えながら追いかけ続ける
凄まじいプロフェッショナリズム。
