ロクシ

ウトヤ島、7月22日のロクシのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.0
ネトフリのグリーングラス監督の7月22日を見てからウトヤ島の銃乱射事件を改めて知り、興味があって期待してたので、すぐレンタルしました。
サウルの息子などの長回しや荷物持ち視点の映像も好きなので、期待して見たのですが、いまいちだったかも。
72分館ワンカットっていうのは本当にすごい!!これ誰かがセリフ間違えたら1から撮り直しなんだよね…。
だからなのかなぁ、あんまり人が撃たれるシーンとかがなくて、画的に動きがない映画だったかも。
・犯人はほぼ写らない
・銃声が単調であまり怖くない
・眼の前で誰かが撃たれたりしない(怪我人が死んだりするけど)
・終始逃げるか隠れるか
・人間ドラマはない

なんていえばいいんでしょう。
実在の事件なのでものすごく不謹慎なのですが、映画自体はPUBGの生配信で、銃声が聞こえたらひたすら隠れる0キル72分間を見させられている感覚でした。
死んでからのプレイヤーの切り替わり方とかも…

ずっと妹を探さなきゃ!って言ってる主人公が、本当は恐怖感から妹に縋って会いたいだけなんだというのがもっと伝わればよかったかも。
ラストシーンの衝撃度はよかった。

ウトヤ島の事件が知りたいならYou Tubeに上がっている「衝撃の瞬間」がおすすめです。なんでヘリやボートが助けに来ないのかもわかります。
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