このレビューはネタバレを含みます
マイケルムーアの政局批判
本作でカンヌを制したマイケルムーア脚本監督。
ジョージブッシュについて批判したムーアのドキュメントというか政局批判コラージュ映像。
堂々とここまで個人をやりくるめるマイケルムーアの野心とアメリカの広汎な言論視野の広さに
時の流れを感じる。
チャップリンの「独裁者」や赤狩りなんてあったアメリカ
なのに時代の変節にあー無情!
本作を見てブッシュが大嫌いになったのは言うまでもない。(すべて鵜呑みにわしないがやはり呆れる)
驚いたのはやはり、敵国との石油利権!
なんなんあいつの儲け方(爆怒りのアフガン、ちゅどーん)
ムーアの訪問する兵士の家、悲しみ!
僕の怒りは本作のタイトル温度以上に燃え上がったことは確かだ!
たとえ幾分ムーアの誇張的ジョークが大袈裟にみえたとしても!
彼の問題提起たる勇姿は素晴らしいのだ!
追伸
タイトルはフランスワトリュフォーのアメリカ野心作のタイトルもじりより。トリュフォーは愛されてますね!
2009年4月7日 レビュー
追記
題材やニュースソースが一昔かもしれません。コレが出来る良さアメリカで、コレをやったらつぶされるのがニホンなのかもしれませんね。
2015のニホンはテレビも統制されてるかもですね。
甘い蜜は、どこの国にもあり、ムーアは、執拗にコラージュで訴えます。
マイケルムーアの政局コラージュ、是非!