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華氏911のtyapiokaのレビュー・感想・評価

華氏911(2004年製作の映画)
3.6
テンポよく、皮肉たっぷりに選挙の不正疑い、ズブズブの関係、休暇を映し出され、思いきり叩く映画なのだなとわかる。当時はアメリカの偉い人という認識しかなかった。9.11のとき本を読んでいる場面の悪意ある顔のアップ、勝手な心情考察とサボりの暴露が印象的。ブッシュとビンラディン家のつながり、金、黒い思い話なのに語り口は明るく見易い。イラクでの金稼ぎのための戦争だったのか。そして戦争にいくのは底辺の人たち。階級社会は他人事ではない。そして、何となく小さい頃はむしろ危ない国のイメージがあったイラクは被害者というイメージに塗り代わり、正義のイメージだったアメリカは金の亡者のイメージになった。
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