えむえすぷらす

映画 刀剣乱舞-継承-のえむえすぷらすのネタバレレビュー・内容・結末

映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本家の人に興味があって観に行ってきました。
最初は世界観を簡単に紹介していきなり本能寺直行だったので???となりつつも最低限の情報提示はされており途中から出てくる意外な展開にひきこまれて脚本家の人がいい仕事をしている気配は感じた。

ただ兵士たちの数などは予算上の制約からどうしても少しアラは見えてしまう。あと主人公が唐突に一人残る工作をしてるんですが、あれはもう年だから本丸で最期の時をむかえている主人に対する殉死狙いなんですか?そうなんですか?というシーンを勢いでやっていた所はちょっとついていけなかった。考えたらこの解釈以外はなさそうなのですが、わかりやすそうな展開をしてきて説明しない演出がここだけハードルをあげている感じはした。

安土城リアルだなあと思ったらエンドロールで「伊勢安土桃山文化村」とあり、ここで天守閣だけ復元建築されたものがあるそうなので、それをうまく使われたみたいですね。映像がリアルだったので驚きましたがロケで使える復元が出来ていたとは。このあたりの映像の自然さは良かった。