たけちゃん

春待つ僕らのたけちゃんのレビュー・感想・評価

春待つ僕ら(2018年製作の映画)
3.8
春待つ季節……


平川雄一朗監督 原作:あなしん 2018年製作
主演:土屋太鳳、北村匠海


みなさん、こんばんは!
数日ぶりのレビューとなりますが、無事に北海道のわが家に帰って来ました。「カラー・アウト・オブ・スペース」のレビューにも書きましたが、ちょっとした家庭の事情で、嫁の実家である福島県に行っていたんです。ずっと嫁と2人だったこともありますが(笑)、特に、12日に入院していた義父を連れて戻ってからは自分の時間が全く取れず、昨日、帰路についてからも同様で、映画はここ3日ほど観れませんでした😭😭😭
いただいたコメントに返信も出来ず、すいません😂。
子供たちを残し、11日間も家を空けたので、かなり懐かしい感じで(笑)、やっぱり家はいいなぁと「となりのトトロ」を観ながら、自室で1人くつろいでいます(*´艸`*)

今回はコロナ禍の中での帰省でしたので、かなり心配して、用心に用心を重ねて行ってきましたので、息抜きも出来ず、僕はかなり疲れました😂

昨日、渋滞を心配して早めに家を出たら、みなさん、自粛のためか、全く渋滞はなく、仙台に思った以上に早くついたので、少し観光を考えたんです。
すると、嫁は、とにかく人のいるところには行きたがらず(僕は、のんきに水族館に行こ~なんて言ってましたwww)、車で松島まで走ることに😅
すると、奥松島に「東松島市東日本大震災復興祈念公園」があることを知り、見に行ってきました。
東松島市の野蒜地区が、かなり被害が大きかったのは知っていましたが、改めて甚大な被害に会ったことを確認し、胸を痛めました。僕は結婚前に7年ほど仙台で暮らしていたので、他人事にも思えず、来年で10年を迎えることもあり、震災のことを思い出す貴重な体験になりました。
松島を含め、かなり復興が進んだこと、逆に、まだ進んでいないこと、共に感じてきました。






さて、映画です。
またまたたけちゃんとしては、珍しいチョイスですよね。実は、これ、今朝、船の中で観たんです。
昨日は疲れもあり、映画も見ずに早々に寝てしまい、朝早くに起きました。船のテレビをつけると、この映画が上映されていたんですよね。

実は、太平洋フェリーは、かなりの豪華客船で、普段なら大浴場やゲームコーナー、ラウンジショーや小さいスクリーンですが映画の上映もあり、色々と楽しめるんです。でも、この時期、そうした人の集まる催しは全て中止。まぁ、やっていても行きませんが……。
なので、乗船してから1歩も部屋から出ることなく過ごしました。電波も届かず、フィルマも開けず、かなりしんどかったです😓
で、朝から船内放送で流れていたのが、この「春待つ僕ら」で、何気なく見始めたら、意外と面白く、嫁と2人で最後まで観てしまいました(笑)



今作のことは劇場の予告編で見て知っていましたが、全く興味がわかず、スルー。
僕は土屋太鳳ちゃんは好きでも嫌いでもなく、作品次第の女優さんなんです。運動、特に踊りが得意なので、それらが生かせる作品に興味があるけれど、恋愛ものはなぁ……という感じで( ¯−¯ )フッ

北村匠海くんも「君すい」が大好きだから嫌いではないけど、それ以上でもない(||´Д`)o

でも、とりあえず見始めると、見入っちゃった。
なんだよ、結局、好きなんじゃんって感じで、すいません(*^-^*)ゞテヘヘ

いかにも少女漫画原作なところもありますが、はぁ、青春って感じのストーリーにキュンキュンしました~。こんな青春、したかったよね(ˆωˆ )フフフ…



運動が得意な太鳳ちゃんが運動音痴な奥手のドジっ子役でしたので、ちょっと違和感ありながらも、彼女の持つ純粋さがぴったりにも思いました。なかなか自分の殻を破れない中、周りの手を借りて1歩前進するストーリーでしたね。

北村匠海くんは、本当に真面目で純朴な感じで、これは惚れる😘とおっさんの僕でも思いましたよ。

この2人のムズキュンストーリーかと思いきや、強力なライバル登場。それが、太鳳ちゃん演じる主人公の春野美月の幼馴染で、女の子だと思っていた神山亜哉役が小関裕太くん。かなりのイケメン。バスケのインターハイで優勝するチームのエースですからね~( ̄▽ ̄)ニヤリッ

太鳳ちゃん演じる美月は、いったいどんな選択をするのか?目が離せませんでしたよ(*´艸`*)

まぁ、みんな20代で演じているので、ちょっと高校生には見えんけどね。特に、太鳳ちゃんは23歳での制服姿、頑張ったよねぇ( ¯−¯ )フッ



監督の平川雄一朗さんは、僕の好きな作品をいっぱい撮っていて、相性がいいんだと思います。もうすぐ公開の「約束のネバーランド」も平川さんなので、楽しみですよ(まぁ、マンガ実写化は心配でもありますが……)。



高校生らしく、自分の未来を信じて努力する姿は本当に眩しい。彼らには未来は開かれたものだからね。擦れた大人の目で、こんなこと有り得ない!って言うのは簡単だけど、それを信じて、頑張れって言える大人ではいたいなぁ( ˘ ˘ )ウンウン

1対1では全く歯が立たなかった。
でも、諦めない。
仲間にボールを回したあとのスリー。
1人じゃ勝てなくても仲間となら勝てる。
そんな姿にキュン死しますよ。

そして、美月がいれば、強くなれる。
こりゃ、すごい殺し文句(笑)
使ってみたいセリフ、ベストテン入り(ˆωˆ )フフフ…


あと、プチ音ネタですが、主題歌の「Anniversary」は、土屋太鳳ちゃんと北村匠海くんのコンビTAOTAKが歌っているんですが、この曲、ウカスカジー(ミスチルの桜井さんとGAKU-MCのユニット)のカバーで、プロデュースが亀田誠治さん。
これがすごく良くて、びっくり。
多彩な2人よね( ˘ ˘ )ウンウン